週刊少年ジャンプ2021年5・6号(1月22・23日合併号)に掲載されている「ONE PIECE」1000話のネタバレをまとめました。
カイドウとビッグ・マムに立ち向かうべく、ルフィ・ゾロ・キッド・キラー・ローの若き超新星が屋上へと駆け上がっていきます。
一方、ヤマトはモモの助としのぶにエースとの思い出とおでんの航海日誌について話し始めます。
そんな見所たっぷりのONE PIECEの1000話「麦わらのルフィ」を見ていきましょう。
※以下、ネタバレとなっておりますのでご注意ください。
仲間の力を借りて屋上へと向かうルフィとゾロ
屋上を目指して城内5階へと辿り着いたルフィ。
「全力のシシリアン」を筆頭とするイヌアラシ三銃士が既に屋上への階段に立ち塞がる敵を切り捨てており、ルフィに先に進むように促す。
そんなシシリアンにルフィは通りすがりに「命がけで雷ぞうを守ったこと」について感謝を述べる。
一方、ゾロの肩を掴んで屋上へと向かうマルコ。
それを阻止しようと獣型に変身したキングとクイーンの攻撃を受けるも、「再生の炎」で躱しつつ、屋上へゾロを乱暴な形ではあるが屋上へと送り届けることに成功する。
ヤマトだけが知っていたエース秘話とおでんの航海日誌
シーンは変わって、モモの助とヤマトとしのぶの会話に。
ヤマトはモモの助に会えたことに感激し、彼の父である光月おでんの航海日誌を手渡す。
そこには、おでんの人生と彼の感じた世界についてが記録されているとのこと。
それを読んだヤマトは、おでんや白ひげ、ロジャーらが予言した未来は今であり、その未来の中心人物がエースであると考えていた。
しかし、現実にはエースは死んでしまう。
その時、ヤマトはふと思い出したのである。
エースには弟がいる、そしてその弟の語る「夢の果て」はかつて「海賊王が語った言葉」と同じだったことを。
別れ際に渡したビブルカードの消失でエースの死を知り、彼には本当に「弟」がおり、海賊として名を挙げていることもわかった。
そこで、ヤマトは彼らの予言した未来、「20年以上先の未来に次の時代を担う強力な海賊たちが新世界に押し寄せ」、「ロジャーが死んだ場合、彼らがカイドウを討つ」未来が現実になろうとしているのだと気づく。
対峙する四皇と最悪の世代
ついにビッグ・マムとカイドウの待ち構える屋上へと辿り着くルフィ。
既にそこでは、ゾロ・キッド・キラー・ローといった4人の「最悪の世代」が彼らと対峙する形に。
そんな殺伐とした戦場で何かに気づくルフィ。
ルフィに悪態をつく2人の四皇を気にもとめず、一直線に倒れている錦えもんに助けが遅れたことに対して詫びを入れる。
錦えもん以外の赤鞘九人男も同様に重傷を負って倒れていることに気づくルフィに、錦えもんが思いを吐露する。
大きく崩壊してしまったワノ国の状況を憂い、おでんにあの世で合わせる顔がない、できるのであれば、ルフィにワノ国を背負って欲しい、と。
錦えもんの悲痛な叫びにルフィは即答するのである、「友達の国なんだから、そんなことは当たり前だ」と。
ワノ国を背負ったルフィのカイドウへの怒りの一撃
そんなやりとりを行う2人の背後から、巨大な金棒を振り下ろしたカイドウが襲いかかる。
気配を察知したルフィは、ローに能力で負傷している赤鞘九人男を地面の下へ隠すように命じる。
カイドウからの一撃をひらりと躱し、ギア「3」へと切り替える。
ワノ国を憂い、ワノ国のために行動し続けてきた全ての人々の思いを拳にのせ、新必殺技「ゴムゴムの業火拳銃」をカイドウへと炸裂させる。
殴り倒されるカイドウに驚くビッグ・マムを尻目に、ルフィは改めてこう宣言するのである。
「おれはモンキー・D・ルフィ、お前らを超えて…海賊王になる男だ!!!」